みなみなさま、はじめまして。
木がみっつの森に、もうひとつ木を書いて森木です。
『創ること』『支えること』を心の真ん中においているので、裏方部長を務めさせていただいています。
外にでたら、空が広く澄んでいてはっとしました。「運動会の朝のにおい」を感じたあたりから初夏が駆け寄ってくる気がして、なんだかいつもより大きく息を吸いたい気分。
五月より、皐月の方が萌葱色の風を感じるので好きです、さつき、音の響きも良いかんじ。
もえぎいろって、「萌黄色:桜の新芽のいろ」「萌葱色:針葉樹の葉っぱのいろ」で漢字が違うんです、可愛い。
心ここにあらず、て時にはだいたいそんなことを考えています。
今日は、だいすきな創作の話をします。
バッドエンドが好きです、
きっかけは忘れました、幼い頃から読んだたくさんの本たちなのかもしれないし、大好きな創作物たちの影響を受けたのかもしれません。
そのまま生きてたらフツウノニンゲンになってしまう気がして、逆張りを意識し始めてから、かもしれないけれど。
最後の木もれ陽で、『悲愴』という劇を創りました。
突発性難聴を発症したピアニストのお話です。彼は悩み、もがき、音楽という彼の世界の全てを捨てようとする。その時、彼は何を考え、何を思うのか。みんなで悩みに悩んだ末、終わりを描かないことにしました。それに、とても、とても満足した覚えがあります。
ハッピーエンドでは、世界が終わってしまう気がするんです。想像の余地がない気がする。
きっと今も彼は生きていて、朝ギリギリに起きてお気に入りの靴下を履くのを忘れてしまったとか、昨日までだった駅の出店でみたらし団子を買い忘れたとか、そういう小さなことで落胆したり、通学路の畑にあるネモフィラが綺麗だとか、奇跡的に雨に降られずにお家に帰れたとかそういうことに喜びを感じたりしている。そう考える方が幾分、その人の人生を終わらせないでいられる、烏滸がましいことを言えば、あなたの頭に残る物語になるような気がするのです。
こういう無駄で素敵な好きなことを考える時間が人生の大半を埋めていたらいいな、と思います。
第5回公演でも、いっぱいに考えました。国立のマック、図書館の3階の端、勉強机。この世の中すら、『枠』なのかもしれません。私たちは、認識に囚われ続ける、、、おっと、これは次の脚本会議に持ち越す思考とします。
思考がいっぱいに詰まった第5回定期公演の情報はこちら。
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・劇団 青春の庭のうさぎたち
・第5回定期公演『FRAME』
・2023年8月25日(金)~27日(日)
・@現代座会館 現代座ホール
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いつでも前向き、ネガティブをポジティブに変えてくれて、おもろいししっかりしているし涙もろいし、みんな大好きはっせーからバトンを受け継ぎました!
明日のブログリレーは、大大大好きな団長!あいなさん!
一つひとつの言葉に重みがあって、誰よりも団と団員のことを考えてくれている、みんなの『保健室のせんせい』です!
明日の更新もご期待ください!
では!良い夢を。