団長のあいなです。
ブログを書くのは人生初。何を書けばいいのかしら…と悩んでいましたが、
今月で青うさぎ設立からちょうど3年!!!
ということで、
青うさぎの設立経緯をお話しようと思います。
私情がかなり挟まっておりますが、ご容赦ください。
はじまりは、高3の文化祭。
私はヒロイン、そしてクラス演劇の代表を務めました。
演劇チームの団結力は最高。
稽古も準備も会議も全部楽しくて、
受験の天王山と言われる夏休みをほとんど勉強せずに演劇に捧げ、
私のクラスが絶対に最優秀賞を獲れると確信していました。
それなのに、最優秀賞も優秀賞も逃して大泣き。放心。
(ちなみに数年後、最優秀賞と優秀賞を奪われたクラスの精鋭たちと青うさぎで一緒に演劇をすることになります。)
こんな夢みたいな時間が、高3の9月ですべて終わってしまうのが惜しくて悲しくて寂しくて、「大学生になっても一緒に演劇やりたいね」とクラスメイトと話していました。
テストの点数は1桁、順位は3桁と、3年間勉強を放り出していた私は、文化祭後から本気を出して、なんとか第一志望に滑り込みました。演劇サークルに入ろうかなあ、なんてわくわくしながら入学。
でも実際は、
自分の大学に演劇サークルはなく、インカレの演劇サークルは、看護師と教員のダブルライセンスを目指す私にとっては到底無理なスケジュール。
好きな演劇も続けられない、大学生活も人間関係もうまくいかない、虚無感と寂しさが付き纏う日々。
そんなある日、高校時代の主役と監督と一緒に、後輩の稽古にお邪魔することに。
1年前、一緒に全力で演劇をつくった二人と話して、後輩たちの稽古を見て、環境に文句を言うばかりだった自分を反省し、つまらなくしていたのは自分だったと気づきました。
その後、後輩の文化祭にお邪魔して、審査員のようにクラス演劇を観まくって感動。翌々日の体育祭にも救護室ボランティアとしてこっそり参加。(ぶんじ好きすぎ)
そこで出会った後輩が、昨年の私たちのクラス演劇を観て感動して泣いたって話を聴いて、またまた感動して涙。彼女は今でも演劇を続けていて、お互いの劇団の公演に行き合う仲です。嬉しい。
高校時代のバイタリティを思い出し、なにより、演劇って素敵!またやりたい!という気持ちを思い出し、劇団設立を決意。
私は夢を声に出して自分を追い詰めたいタイプなので、この頃偶然再会した、今も昔もお世話になっている東京芸術座のカオルさんに突然の決意表明メールを送りました。
そんな勢いのまま、私たちと同じように国分寺高校の卒業生と劇団(劇団こもれび)を立ち上げた41期の先輩と会うことに!
私のバカでかい夢と情熱を受け止めて、背中を押して、大人の力やプロの力で支えてくださったカオルさんと先輩、ありがとうございました。
ここまでが、はじまりの点を描くまでの話。
ここから、あらゆる手段で団員を集め、コロナに出鼻をくじかれ、早くも劇団存続の危機に陥り、枯れるほど泣き、紆余曲折して現在に至ります。
このあとの話はまたいつか!(怠惰ですすみません…)
これからの話は今ここで!
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第5回定期公演『FRAME』
2023年8月25日(金)~27日(日)
@現代座会館 現代座ホール
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私は点を描いただけ。
まっしろなページのたった一つの小さな点から、
私と青うさぎに関わってくださった沢山の人が、素晴らしい絵を描いてくれました。
小さな点から始まった青うさぎの3年間の軌跡を、ぜひご覧ください。
さいごまで読んでくださり、ありがとうございました。
次は、青うさぎの制作&会計を担っている縁の下の力持ち、そうくん!
実は彼には、高3のクラス演劇で大変お世話になりました。木もれ陽祭の最終日にお花とお手紙をもらって、私号泣。あんな粋なサプライズ忘れられません。そんな、今も昔もクールに仕事をこなす一方、優しくて熱くて温かい心を持つ団員です。
おたのしみに!!!